令和６年１月社長小話

お知らせ

2024年01月13日（土）

☆春の日差しと共に、努力は実を結ぶと信じています

明けましておめでとうございます。

しかしながら、2024年の甲辰（きのえたつ）は、元旦早々大変な震災での始まりとなってしまいました。２日の翌日には、日本航空の旅客機が、震災が起きた能登半島へ、援助物資を運搬するためだった海上保安庁の航空機と衝突し、2機とも炎上するとういう大変な航空機事故が起きてしまいました。日本航空機の乗客は、機長や乗務員の適切な誘導のお陰で、全員が命に関わることなく救助され本当に安堵しました。しかしながら、海上保安庁の乗員は、「一刻も早く支援物資を届ける」という使命を全うするために、機長を除く５名の尊い命が失われてしまいました。本当に悲しく胸が痛みます。志強く、任務を全うしようとした海保機の乗員の皆様を誇りに思うと同時に、残念ながらお亡くなりになられた方々のご冥福を切に願います。

また、能登半島沖で発生した地震の影響は、日を追うごとに被害が拡大しています。

残念ながら、１３日時点で２００名以上の尊い命が失われてしまいました。　正月帰省の最中に震災に遭い、大切な家族を亡くされてしまった方のニュースも知りました。

とても言葉にできません。心から心から亡くられた方々のご冥福をお祈り致します。

一人でも多くの住民を救助するために、自衛隊・医療関係者・消防隊及び消防団員・警察・行政職員等多くの皆様がご尽力されています。本当に頭が下がります。住み慣れた自宅が倒壊し、避難生活を余儀なくされている皆様にとっては、本当に筆舌に尽くし難いことと存じます。一刻も早い日常を取り戻されることを願わずにはいられません。

今年は「甲辰」にあたる年です。甲は物事の始まりであり、辰は成長の年を意味します。これまで努力してきたことが飛躍して、更なる成長が期待出来る年と言われています。

そして、日本人はどの時代においも、災害や災いから学んで幸福を導き出しています。

「加福は糾える縄のごとし、万事塞翁が馬」の諺ではありませんが、石川県能登半島を中心に、日本が成長していくことを願って止みません。必ず、震災に見舞われてしまった皆様に、日常の幸福が訪れることを信じながら、私も出来る範囲の協力をさせて頂きたいと強く思います。

そして何より、能登半島を中心に全ての受験生の皆様が、春の日差しと芽生えと共に、その努力という実を結ぶこと、本年の皆様のご健勝ご多幸を心より祈念申し上げます。

サカモト乳販株式会社

代表取締役　坂本拓也

本年も何卒よろしくお願い申し上げます