8月社長の小話

お知らせ

2021年08月25日（水）

いつも大変お世話になります。
日頃はサカモト乳販をご愛顧下さいまして誠にありがとうございます。
残暑厳しい日々が続く今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
今年も、熱中症などの症状で病院に運ばれる方が大変多くいらっしゃると、ニュースで注意喚起を促しています。
デルタ株によるコロナ感染リスクも懸念されていますが、同じく重症化すると大変危険な症状を引き起こすのが熱中症です💦
日中の外出時は勿論ですが、室内にいる時もマメな水分補給は気を付けて下さいね。
環境問題も重なり、年々暑くなっている地球です。
今までと同じような取り組みや対処法が通用しなくなってきています。
未来へ持続可能な取り組み（ごみの分別や節電、ラジオ体操だけでも大きな取り組みです）を意識しながらも、暑い夏を無理せずに元気に過ごしていきましょ～♪
１年遅れで開催したオリンピックも８月８日に閉幕しました。
夏の暑いのはほどほどにして欲しいのですが、オリンピックの熱さはやっぱりいいですね～(^^。
１年半の間コロナ禍のニュースばかりが報道され、私たちの意識さえも委縮してしまいがちな話題が多かった中、
アスリートの皆さんが全力でプレーをする姿は開催国の日本のみならず、世界中の人々に感動と勇気を与えてくれました。
開催できるかもわからなかった2020東京オリパラに、私たち以上に選手の方は苦しんだと思います。
それでも選手の皆さんからたくさん聞こえてきた言葉が、開催できた“感謝”の言葉でした。
オリンピックで競技が出来る事は、出場する事と同じくあたりまえではなく、
たくさんの国民や世界中の皆さんの協力があったからこそ開催できたと伝えてくれる選手の皆さんのプレーに、開催中毎日感動させていただきました。
そのひとつでとても印象に残ったレースがあります。男子800ｍの準決勝でした。
ロンドン五輪のメダリストで、ボツワナに初のメダルをもたらしたニジェル・アモス選手です。
祖国の英雄であるアモス選手は、ボツワナ唯一のメダル候補としてボツワナ人の想いを背負ってオリンピックに臨んでいました。
その準決勝で同じ組で出場したアメリカ人の選手の転倒に巻き込まれ、アモス選手も転倒をしてしまったのです。
アモス選手は勿論ですが、期待を込めて応援をしていたボツワナ国民の感情はどんなものだったのか。
見ていた日本人の私でさえ呆然としてしまった場面。
当然アメリカの選手はアモン選手に近寄ることもできずにうなだれていました。
感情的には相手の選手を非難してしまいそうなのは当たり前です。
ですが、アモン選手は転倒した選手に自ら近寄り、手を差し伸べ、立ち上がり、二人でゴールまで共に走り切りました。
そして互いに走りきれたことに握手を交わして抱き合ったのです。
私は言葉になりませんでした。
また一つ人生で何が大事なのか、遠い決して裕福な国とは言えないボツワナのアモン選手から教えていただいた気がします。
立場や考えが例え違っても、非難しては対立しか生まれません。
しかし互いを尊重し歩み寄ることができれば協調と共に周りに感動を与えることもできます。
コロナ禍だからこそより一層大切な事だと感じ、学ぶ事ができたオリンピックでした。
そしていよいよまたまた私の大好きなパラリンピックが8月24日から開催します。
ワクワクししながら熱い夏に私もしていきたいと思います。
いつも最後までありがとうございます(^^)　　　　　　　　　　