いよいよ晩秋ですね

お知らせ

2014年11月17日（月）

いつも大変お世話になります。

日頃はサカモト乳販をご愛顧下さいまして誠にありがとうございます。

１１月に入ってすっかり秋らしくなり、秋の味覚であるサンマの漁獲は上々で、今年のお米も豊作で出来がいいとのことです。新米で脂ののった秋刀魚を頂く。想像しただけで食べたくなってきますね。日本本土を２週連続で台風が接近し、この地方にも１９号が上陸した事で、いよいよ災害に備えなければと思いましたが、本当に有難いことに大きな被害もなく通過してくれたことに、改めて日々安全に暮らせることに有難身を感じます。とはいえ、御嶽山の噴火など災害に見舞われた皆様には誠に残念であり心からお見舞いを申し上げたいと思います。御嶽山は愛知県に住む私たちにも身近な山で、私も中学生時代の体験学習でお世話になった事があるだけに、皆様と良く話題になったのですが、私がお話をさせて頂いたお客様でお二人、御嶽山の近くの出身の方がいらっしゃいました。そして驚いた事に、お二方ともなんと御嶽山に登ったことがないとのことです。お二方に限った話かもしれませんがともおっしゃられていましたが、神の宿る霊山であり、幼少から簡単に登る山ではないと教えられてきたそうです。そんなお話を頂いたおり、沖縄の宮古島・島尻にある重要無形文化財にも指定されている「パーントゥ」という地元の伝統ある奇祭についての記事がありました。　　地元の方々にとっては大変貴重な祭りであり、後世へ引き継いで行くことに誇りを感じてやられているそうです。しかしながらその祭りで行う厄払いの儀式で「泥塗」があるのですが、この行事が一部の観光客に受け入れられず「泥をかけられた」とのクレームにさらされているとの事です。地元の人にとっては、「厄払いの神聖な行事」であるのに。「帯にたすき心に錦」で臨む地元の方達の神聖な祭りに、ビキニ姿の若い方達やその祭りを知らない観光客が集まるそうです。自治会長のお話では、「もちろん祭りの本質を理解されて楽しみにして来られる方もいらっしゃいますが、知らない方はご遠慮して頂きたい」とのコメントでした。交通手段が便利になり様々な場所へ出かける事が出来る世の中になってきていますが、それでもやはり出掛けるには出向いて行く人間の準備と、そこに住んでいる方達への心遣いが必要なのではと私自身感じられました。　よく、災害が起こると政府や自治体の責任や仕事が求められますが、土地の風習や昔の言い伝えを大切に臨んでいたら防げた事故もあるのかなと考えさせられた記事でした。　

いつもながら最後まで拝読して下さいまして有難うございます。

“感謝”　　　　　　

サカモト乳販株式会社　代表取締役　坂本拓也