令和６年１２月社長小話

お知らせ

2024年12月26日（木）

☆令和６年も大変お世話になりました♪

いつも大変お世話になります。春・夏・夏・夏・秋・冬という季節感もあるのか、今年も「あっ！」という間に過ぎ、いよいよ年末を迎える時期となりました。皆様にとって、この一年はどのような年だったでしょうか(^^♪新しい挑戦をされた方もいれば、日々の暮らしを大切に過ごされた方もいらっしゃると思います。その皆様の大切な暮らしの中で、　サカモト乳販をご愛顧頂きましたこと、心より感謝申し上げます。ありがとうございます。

「あっ！」という間といえば、最近はSNSやインターネットの普及で、情報が瞬く間に届く時代になりました。手紙や電話でのやり取りが主流だった頃に比べ、情報の取得が格段に便利になった一方で、その情報が正確であるかどうかを見極める力が問われる時代でもあります。主観的な情報が錯綜し、誤った情報が広まってしまうことで、真実が埋もれてしまう場面も少なくありません。そんな中、いかに冷静に、客観的に情報を捉えていくかが、私たちにとって大切なことではないかと、日々痛感しています。

兵庫県の知事再選に関するニュースもその一例だと考えます。百条委員会での審議はまだなので、私自身も一概な事を述べるわけにはいきませんが、それでも県職員の方が命をかけて訴えた内容があったにも関わらず、事実を精査することが難しくなるほどの情報戦略により、県民の総意で知事が再任されたことは、私は正直驚いてしまいました。

告発者の命を懸けた想いは本物だったのか、真意はどれだけ届いていたのか、またその背景に何があったのか。私たちも冷静に考える必要があると感じた知事選挙でした。

一方で、この一年は日本中が歓喜した話題もたくさんありました。やはり「真の想い」と「本物」にこそ、人々は共感し、感動し、心を動かされるのだと信じています。

その大変大きな評価の一つが、ノルウェーの首都オスロで開催された、日本水原爆被害者団体協議会へのノーベル平和賞授賞ではないでしょうか。被爆者の立場から核兵器の　廃絶と、戦争のない平和を訴え続けてきた活動に対する表彰です。代表委員である田中　煕巳（てるみ）さんの真の想いが込められた受賞演説は、私も本当に心が震えました。

被爆経験を語る方が年々減少する中において、そして終わりの見えない争いが世界で起きている現実の中、今回のノーベル平和賞は本当に意義深いと感じます。相手を尊重し、その気持ちに寄り添い、考え方を受け入れるきっかけとなった平和賞だと！！

来年もまた、皆様とともに「真の想い」と「本物」を追い求め、希望を持って一歩一歩取り組んで参りたいと思います。

末筆になりますが、今年一年誠にありがとうございました。心より御礼を申し上げます。

2025年も皆様のご健勝とご多幸を心より御祈念申し上げます。

“感謝”

サカモト乳販株式会社

代表取締役坂本拓也